人生を思い通りに
やる気をコントロールできない人へ
モチベーションは3種類
ハイモチベーション
自分を鼓舞したり気合を入れたモチベーション
無理やり上げたやる気は落ちてしまうものなので
継続させたいのなら急にやる気は出さない
ハイモチベーションに頼るのは非推奨
アクションモチベーション
【作業興奮】といわれるものです。
作業しているうちにどんどん集中力があがったりモチベーションがあがっていくこと。
しかし
そもそもやる気が出せず行動を出せない人に向けた解決にならないため
下のギャップモチベーションを使いこなせるようにしましょう。
最強のギャップモチベーション
著書ではギャップモチベーションを使いこなすことを主体としています。
ギャップとは【現実と理想の状態の差】を表しており
ギャップがあればそれを埋めようと脳が勝手にやる気をだしてくれるというのです。
具体的な例を挙げると
「予定に遅刻してしまいそうなケース」
理想:時間通りに着く
現実:予定時刻より遅刻している
という状況では、
理想と現実を埋めるために「自動的に」急ぐという行動をするというものです。
ストイックな言い方をすると
自分を追い込む状況を作る
といえるかもしれません。
またこのギャップを作るのに必要なものは
「過去記憶と未来記憶」と書かれています。
過去記憶とはいわゆる【経験】です。
未来記憶は強い感情を持ってイメージすることで脳に記憶される【未来記憶】だそうです。
慣れない言葉なので
筆者の幼少期の経験を例にみてみましょう
筆者は小学3年生のときにマラソン大会で1位になりたいという目標があり
表彰され褒められる場面を強く想像し、【未来記憶】が生まれました。
しかし、結果は残念ながら7位でした。
そこで生まれた未来記憶と現実とのギャップを埋めるために
小学4年生のときには、1か月前から登校前1時間の練習をはじめ
ついに本番では見事1位でゴールすることができました。
その翌年も著者はマラソン大会1か月前になると
「1か月前から練習をし1位をとれた」という過去記憶から
すんなりと去年と同じように1か月前から練習を始めることができたそうです。
具体的に
ギャップモチベーションを生むには過去記憶と未来記憶が必要です。
これらがあればあるほどギャップが発生する機会が増え
様々なことにやる気がだせるようになるでしょう。
未来記憶をつくる
①未来記憶はイメージ・音声・感情・動作のセットでつくる
1番のポイントは感情を込めること
②目標を5回以上思い出す
③毎日繰り返す
過去記憶をつくる
過去記憶は【経験】なので
いろいろなことにチャレンジしましょう。
成功体験だけでなく
失敗体験も「過去に~をして失敗したから~をしなくては!」というように応用できるので
失敗したときは「素晴らしい過去記憶ができた!」
と考えるようにしましょう。
さいごに
まとめ!
-
- 急にやる気は出さない!
- 未来記憶を感情をこめてイメージする
- 失敗体験含め様々な経験がギャップモチベーションにつなげる高い価値のあるものだと認識する