はじめに
多くの人が抱く後悔の多くは、家族、恋愛、教育、キャリア、お金に関することが挙げられます。
特に、「周りを気にして、ありたい自分になろうとしなかったことを後悔していること」が多いようです。
研究によると、「長い目で見ると行動した後悔より、後悔しなかった後悔が多い」という結果が出ており、
20代では同じくらいの比率ですが、50歳を超えると2倍近くなると言われています。
さらに、行動しなかった後悔は深く残り、長く引きずる傾向にあるとされています。
だからこそ、やらなかった後悔よりもやっちまった後悔を積極的に経験していこう、というのがこの本の考え方です
後悔は何のためにするのか?
後悔に関する研究している心理学者は
「後悔という不愉快な感情によって
脳に自分の犯したミスが強く印象つけられるため、
将来同じような状況で同じあやまちを繰り返さなくなる」
と書いており、
後悔することでパフォーマンスが上がると伝えています。
後悔の仕方
1. 書き出す
後悔していることを紙やメモに書くことで、ぼやっとしたイメージを具体化し、明確に意識することができる。
1日に15分間後悔などのネガティブな経験について文章を書いたり音声を録音することで、人生に対する満足感全般が大幅に向上する。
逆にポジティブな内容を文章化したり、人に話すと幸福感が薄れるといった研究結果もある。
2. 自分に優しくする
自分に厳しくすることは、メンタルに良くないだけでなく、生産性も高くない。
同じ境遇の人間がたくさんいると考える。
3. 第三者の視点になる
自分のことは視野が狭くなり、最適な選択をするのが難しい。
第三者の視点になって自分にアドバイスすることが重要。